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こんにちは、店長の佐々木です。

2月に入り、より一層寒い日が続きますね。
私は、冬のピンと張り詰めた冷たい空気が好きです。
寒いのは得意ではないのですが、空気が澄んでいて清々しく感じます。

さて、前回のコラムでは、setでパジャマを作りたいと思ったきっかけをお話しさせていただきました。
今回のコラムは、パジャマの生地との出会いについてお話しさせていただきます。

画像:心地良い肌触り 画像:心地良い肌触り

もともと、私は今治タオルの大ファンでした。
今治タオルは、ふわふわで柔らかくて使うたびに心地よさを感じるのが特長です。
「この気持ち良さをパジャマで表現できたら、肌触りが良いものができるに違いない」
ふと思い付き、さらにその様子を想像すると急にワクワクしてきたのです。

「思い立ったらすぐ行動!」がモットーの私は(猪突猛進とも言います。笑)
すぐに企画をたて、上司に許可をとり、理想のパジャマを作るべく今治に向かいました。
しかし、何軒か今治タオルの工場をまわってはみるものの、なかなか「コレ!」という生地には出会えませんでした。
というのも、タオルとして最適な生地は縫製が難しく、アパレルには不向きだったのです。

私のひらめきも暗礁に乗り上げたように感じた頃、「タオルの織機でアパレル用の生地を作っている工場がある」と耳にし、さっそくその工場へ向かってみることにしました。
そして、そこで出会った生地は、とても柔らかくてしっとりしていて、私が思い描いていた生地そのものだったのです。

私がこのパジャマを作る上で何より大切にしたかったのは、「肌触り」。
それは、前回のコラムでも書かせていただきましたが、「肌触りは心地よさに直結している」と考えているからです。

そして、どうしても「心地よさ」にこだわりたかったのは、setとして、お客様のOFFの時間に寄り添うブランドでありたいと願っているから。

「今日もよく頑張ったね。お疲れ様」と、そんなふうに張り詰めている糸をゆっくりとほぐし、リラックスの方向へ導いてくれる、ある種の魔法のようなパジャマが作りたかったからなのです。

毎日着るものだからこそ、お気に入りを・・・

納得のいく生地との出会いは、大きく前進した一歩ではありましたが、まだまだ序章にすぎませんでした。この後、デザインや色・形など、心地よいパジャマを作るための道は、さらに続きます。

画像:心地良い肌触り
画像:心地良い肌触り

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画像:Gauze Pajamas
Gauze Pajamas
¥ 24,200
画像:One-Piece Pajamas
One-Piece Pajamas
¥ 16,280
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